環境マネジメント

環境基本方針に則り、独自の環境監査を実施し、従業員の意識・技術の向上を図っています。

2010年度のハイライト 「新環境中期目標」に基づき、環境活動の年度目標を設定

環境基本方針

古河スカイは、地球環境の保全を経営上の最重要課題の一つと位置付け、設立間もない2004年にグループ全体の環境活動の指針である「古河スカイ環境基本方針」を制定しました。

グループ各社では、この基本方針に則り、事業活動のすべての段階において、環境負荷低減活動に積極的に取り組んでいます。

古河スカイ環境基本方針

I. 基本方針

古河スカイグループは、地球環境保全や循環型社会形成は社会の最重要課題の一つであることを認識し、事業活動の全段階――原料・資機材調達、製造、出荷、使用、リサイクル、廃棄――において、たえず環境負荷が低減するよう、その実現に向けて自主的、積極的に取組んでいきます。

II. 行動指針

  1. 地球温暖化対策の推進
    1. 省エネルギー対策の推進
    2. CO2等、温室効果ガスの削減
      • 燃料転換等の推進
  2. 循環型社会構築
    1. 3R※1・省資源対策の推進
    2. 再資源化(リサイクル)の推進
      • スクラップ使用率の向上
      • 空き缶リサイクル活動の推進
    3. 産業廃棄物発生量の削減
    4. 埋立処分量の削減
  3. 化学物質の適正管理
    1. 製品中の有害化学物質の適正管理
    2. 揮発性有機化合物(VOC)削減
    3. PRTR※2法対象物質の削減
  1. 法令遵守国内外の法規制の遵守
  2. 環境管理システム、監査の確立ISO監査および社内監査の充実と環境管理システムの継続的改善
  3. 環境教育の推進全社員の環境意識の向上と啓発支援
  4. 環境負荷の少ないアルミニウムの特長を生かした製品の開発・提供
  5. 地域社会への貢献と連携
※1
Reduce(廃棄物の発生抑制)、Reuse(再使用)、Recycle(再資源化)
※2
Pollutant Release and Transfer Register(有害な化学物質の排出量・移動量を公表する制度)

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環境マネジメント体制

当社では、CSR担当役員(常務)を委員長とし、すべての役員と部門長が出席する「環境委員会」を年2回開催しています。この会議では、環境活動に関する重要問題の審議、各部門の進捗報告などを行い、全社の環境活動の推進と環境意識の向上を図っています。

2010年度の環境委員会では、2010年度~2012年度の「新環境中期目標」に沿って各項目の年度目標を審議・決定しました。地球温暖化対策では、今後の生産拡大によるCO2排出量の増加と規制強化が予想されることから画期的な省エネ施策が必要であると考え、新たな省エネ技術を検討することにしました。また、改正省エネ法の要求からエネルギー管理統括者とエネルギー管理企画推進者を選任し、CO2削減に取り組む体制を決定しました。さらに、産業廃棄物は総排出量の削減とゼロエミッションへの取り組みを再確認しました。特定有害物質は、使用履歴の再調査とリスク評価を実施し、汚染拡大防止と地域住民への影響がないことを確実にしていきます。

この委員会の決定事項を実行していくための組織として環境安全部を設けています。環境安全部は、「環境責任者会議」、「環境連結経営連絡会」、「環境技術発表会」、および「環境監査」を主催し、環境活動と安全衛生活動のレベルアップを図っています。「環境責任者会議」には、4工場と関連会社2社の環境責任者が参加し、全社環境目標の達成状況や法改正などの情報交換をしています。「環境連結経営連絡会」は、全グループ会社の環境責任者が出席し、環境方針や各社の目標・実績を周知しています。

環境管理体制図:環境管理体制

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環境監査

グループ会社を含めた独自の環境監査を定期的に実施しています。

当社は、ISO14001に基づき各工場が実施する内部監査に加え、CSR担当役員を中心とした監査チームによる環境監査を年1回実施しています。この監査は、工場周辺への環境汚染のおそれがある大気や水質への環境リスクを現地でチェックするとともに、環境法令の遵守状況を把握して、経営者による対応方針策定のスピード化などにつなげることを目的としています。

2010年度の環境監査では、水質汚濁防止法届出施設の届出内容と現状の負荷の把握状況を確認するとともに、pHメータや防液堤の管理状況と、管理不備の事例に対する是正措置の状況を点検しました。是正が必要と認められた工場には、対策の立案と実行を指示し、工場側は指示に沿って対応を図りました。監査対象は当社工場からグループ会社へ拡大しており、2011年度は新たに(株)ニッケイ加工(広島)で環境監査を実施する予定です。

写真:環境監査(日光工場)環境監査(日光工場)

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環境教育と環境情報の共有

環境教育や環境技術発表会を通じて従業員の意識・技術の向上を図っています。

当社では、環境基本方針の周知や環境への意識向上・啓発を目的とした基礎的な環境教育に加え、「環境安全部」が講師役となって、内部監査員の養成に向けたより高いレベルの教育を工場・職場単位で実施しています。

2010年度は、6月24日に深谷工場、7月8日に小山工場で内部監査員教育を実施しました。内部監査員を養成・増員することで、従業員一人ひとりが環境に関する正しい知識を身に付け、日々の業務の中で環境に配慮した行動を実践しています。

環境技術発表会

当社では、各工場の環境担当者の技術向上を目的に「環境技術発表会」を年1回開催しています。

2010年12月に実施した第4回環境技術発表会では、日本ケミコン(株)の渕脇洋介部長を講師に招き、「日本ケミコングループの環境対応」と題してご講演いただきました。その後、各工場から11件の事例発表(省エネルギー4件、大気・水質・その他7件)を行いました。発表会には、社長、役員、部長、工場長、環境担当者など約70名が参加し、活発に意見を交換するとともに、発表された成果を参加者全員で共有しました。

今後も、毎年発表会を継続し、環境技術に関する情報交換を促進することで、環境技術向上と環境リスク低減につなげていきます。

写真:環境技術発表会環境技術発表会

環境管理有資格者数(2011年3月31日現在)

資格 種類 本社 福井
工場
深谷
工場
日光
工場
小山
工場
古河
スカイ
滋賀
(株)
古河
カラー
アルミ
(株)
合計
公害防止
管理者
大気1種 6 12 2 5 5 0 1 31
公害防止
管理者
大気2種 0 0 0 0 0 0 0 0
公害防止
管理者
大気3種 1 0 1 0 0 0 0 2
公害防止
管理者
大気4種 0 0 0 0 0 0 1 1
公害防止
管理者
水質1種 5 11 6 4 6 0 0 32
公害防止
管理者
水質2種 0 0 2 0 0 0 2 4
公害防止
管理者
水質3種 0 0 0 0 0 0 0 0
公害防止
管理者
水質4種 0 0 0 0 0 1 0 1
公害防止
管理者
騒音 5 1 1 3 2 0 0 12
公害防止
管理者
振動 0 2 1 3 1 2 2 11
公害防止
管理者
ダイオキシン 3 6 5 5 3 0 0 22
エネルギー
管理士
  3 14 9 6 5 1 1 39
環境計量士   0 1 0 0
0 0 0 1

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