目標と実績

環境保全活動のさらなる改善に向け新たな3ヶ年計画を策定しました。

目標と実績

3ヶ年計画の初年度は、生産量の増加がさまざまな環境活動に影響しました。

当社は2010年度に、2012年度を最終年度とする「新環境中期目標」を策定し、この目標に沿って、グループ全体で各種の環境保全活動を積極的に推進しています。

2010年度は基礎固めの年と位置付けましたが、生産量の大幅な増加が、環境活動に大きな影響を与えました。CO2排出量原単位、エネルギー原単位については、生産量の増加による効果に加え、省エネ活動などの改善活動が功を奏して、目標を達成しました。しかしながら、産業廃棄物総量やVOC排出量は、生産量の増加にほぼ比例して増加したため、未達成でした。また、夏季の猛暑の影響で当社の全事業所が進めたオフィスのCO2排出量削減目標も未達成でした。

2011年度の目標は、基本的に「新環境中期目標」に従って設定しています。ただし、地球温暖化対策とVOC削減については、東日本大震災の影響で見通しが立たないため、目標設定を見送り、今後、状況が落ち着いた時点で設定いたします。

2010年度の実績

地球温暖化対策では、CO2排出量原単位とエネルギー原単位で目標を達成しました。また、改正省エネ法の施行で特定事業者の指定を受けたため、エネルギー管理体制の整備などを行いました。

産業廃棄物の削減では、生産量の増大によって産業廃棄物総量が7%増加しましたが、グループ内主要7工場のうち5工場でゼロエミッションを達成しました。なお、品質対応による圧延油の入替量増加、炉修理による廃レンガ増加という原因を除くと8%の削減が達成できています。

VOCの削減では、生産量増大により、環境省・経済産業省指定のVOC排出量が前年度比33%増加しました。

グリーン活動では、購入実績が100%となり、目標を達成しました。

環境調和製品の開発では、2010年4月に開催した環境調和製品開発検討会で、環境調和製品の社内規程を改訂しました。これをもとに環境調和製品開発検討会において認定可否の審査を実施し、目標10件に対して32件を認定・登録しました。

2010年度目標と実績

○印:目標値を達成 ×印:目標値を未達成

項目 2012年度目標 2010年度目標 2010年度
実績評価
2011年度目標
1. 地球温暖化対策 CO2排出量原単位の削減 2004年度比15%削減 震災のため、設定を保留※1
エネルギー原単位の削減 2004年度比8%削減 2009年度比1%削減
輸送エネルギー原単位前年度比1%削減 輸送エネルギー原単位
前年度比1%削減
オフィスの省エネルギー 事務所部門の省エネルギー啓発 × 事務所部門の省エネ啓発
2.産業廃棄物の削減 産業廃棄物総量の削減 2007~2009年度平均比15%削減 2007~2009年度平均比5%削減 × 2007~2009年度平均比10%削減
ゼロエミッション 全工場が達成 全工場の50%が達成 全工場の75%が達成
3.VOCの削減 PRTR対象物質 排出量2009年度比6%削減 排出量2009年度比3%削減 × 震災のため、設定を保留※2
4.グリーン活動 購買品 汎用品対象52品目のグリーン調達率 99%以上 汎用品対象52品目のグリーン調達率 99%以上
製品 製品含有化学物質管理体制の維持管理 製品含有化学物質管理体制の維持管理
5.環境調和製品の開発 環境調和製品年間5件登録
  • 環境調和製品の社内判定基準作成
  • 年間10件登録

環境調和製品年間5件登録

※1
東日本大震災および原発事故に伴う電力使用量の制限により、各工場の生産量を見通すことが困難なため、CO2排出・エネルギー削減に関する目標は未設定です。
※2
VOCを含有する洗浄液をPRTR物質非含有品へ転換する予定でしたが、洗浄液のメーカーが被災して、見通しが立たないため、VOC削減の目標は未設定です。

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