全社横断的な管理体制を構築し、
リスクの顕在化の防止を図っています。
当社では、社内各部門・各種委員会・グループ会社にワーキングチームを設け、各部門でリスクの評価・対策を実施しています。
2009年度からは、こうした各部門の取り組みを総務部が全社共通の「リスク管理調査表」に取りまとめ、特に操業に影響を及ぼすような重大なリスクについては、CSR委員会がフォローすることで、全社横断的なリスク管理を行っています。
また、2010年度からは、本社管理部門・子会社(金融商品取引法に対応する経理部を除く)において、毎年8月に改善すべき重大リスクを選定し、その改善活動の中間報告(翌年1月)と総括(翌年7月)をCSR委員会で報告し、共有化しています。
事故発生を予防するため、「CSR委員会」がリスクマネジメントを推進しています。
同委員会は、CSRに関する全社方針の審議・制定を行います。各部門からコンプライアンス、リスク管理、情報開示、人権に関する報告を受け、法令、社会規範、企業倫理の遵守という側面で、会社の現況を把握し、課題の棚卸しと是正・改善を推進し、社長へ諮問するという機能を担っています。
当社では、事故や自然災害によって事業を継続できなくなり、企業の信用が低下するのを防ぐために、BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)の策定を進めています。
2010年度は、季節性・新型の両方のインフルエンザが流行したため、2009年度の内容に沿ってインフルエンザ対策を実施しました。
また、2011年3月の東日本大震災では、グループ会社で仙台地区にある1社の建屋・設備に被害を受けたものの、当社の本社・支社・工場ともに大きな人的・物的(建屋・設備)被害はありませんでした。
当社および全グループ会社では、地震発生直後から3月31日まで活動記録をとりました。この記録をもとに、地震直後の緊急対応に関する課題から備蓄まで14のチェック項目を評価し、問題点や課題を洗い出す作業を行いました。その結果、緊急時の通信確保という課題が明らかになりました。2011年度はこの対策も含め、現状の地震BCPに対して、PDCAサイクルのC(チェック)を実行し、A(アクション)につなげるよう、BCPの見直しと再構築に取り組むことを課題とします。